こども美術展覧会 in KAZO 2017 　　　
 
 
 
加須市教育委員会教育長賞
    
   
 
   
こいのぼりにのって空の世界へ

加須市立礼羽小学校４年
髙崎　紗英愛
 
○受賞者による作品解説・コメント  
 

《こいのぼりにのって空の世界へ》
 
    　加須市といえば、ジャンボこいのぼりが有名です。市の人達みんなで作ったこいのぼりが、大空でゆうゆうと泳いでいるのをわたしも見たことがあります。そこでわたしは、このこいのぼりに乗って空をぼうけんしてみたくなりました。
　にじ色のこいのぼりに乗って空をぼうけんしていると、きれいな鳥たちが近づいてきて、いっしょに遊んでくれました。空から下を見おろすと、みんなが楽しそうにつりをしたり、花をつんだりして、ゆったりすごしていました。仲間といっしょにまちの上をたくさんぼうけんしました。そしたら、気づけばもうあたりは夕方。こいのぼりの回りの空もオレンジ色にそまってきました。夢のような一日をすごしました。
　わたしは、自然がたくさんある加須市が大すきです。そのような風景をオレンジ色で明るく表してみました。また、うろこ一枚一枚をていねいにぬり、はなやかなこいのぼりを表現しました。
　わたしは、絵を描くことが大すきです。これからもたくさん描いていきたいです。
     
 
 

渡邉教育長(左)と髙崎紗英愛さん
 
  ○審査員による作品講評  
 

　大きな口から体いっぱい風をのみ込み､今､まさに空へ昇ろうとするこいのぼり｡「さあ､いっしょに空の世界へ行こうよ」と優しい目で子どもたちを見守ってくれています｡ゆったりと体をくねらせるこいのぼりのあざやかな色｡一色一色ていねいに心を込めて描いたことでしょう｡
　笑顔の子どもたちと共に明るく､たくましい未来へと泳いでいくことでしょう｡

  
     
 
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