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■ 展覧会概要 |
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開館20年目の秋を迎えるサトエ記念21世紀美術館では『卒寿記念 寺井力三郎展 ~暮らしに息づく絵画~』
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を開催いたします。 |
寺井力三郎は、1930年に東京・上野桜木町に生まれ、東京藝術大学にて安井曾太郎や林武の教えを受け、
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油彩画家を志します。61年の第23回一水会展での初入選以降、同会を中心に作品を発表し、90歳を迎えられた |
埼玉県羽生市に現在も画壇の重鎮として、アトリエを構え創作活動を行っています。 |
暮らしの中からモチーフと構図を探し、穏やかな色調を無数に重ねた点描により、淡く揺らぎを孕んだ抒情的な |
油彩画を創出してきた寺井。日常の暮らしは創作の大切な源泉であり、家族の姿や身近な情景をモチーフとし、 |
作品へと昇華させてきました。 |
本展では、代表作を中心に10代から近年の作品までを一堂に集め、70年にも及ぶ画業を回顧する展覧会となり |
ますので、是非この機会に寺井力三郎の世界をご堪能いただければ幸いです。 |
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