『卒寿記念 寺井力三郎展』

   
      
過去の展覧会
 
 
 卒寿記念
 寺井力三郎 展
   ~暮らしに息づく絵画
 
     
会期:2020年9月26日(土)~2021年3月7日(日)
 
開館時間:10:00~17:00
 
休館日:月曜日(11/23、1/11は開館、
 
11/24、1/12は休館)、
年末年始休館(12/23~1/6)
 
 
 

《冬晴の利根川》  2012年  油彩・キャンバス  130.3×162.0cm

 
 

 
   

■ 展覧会概要

 

 開館20年目の秋を迎えるサトエ記念21世紀美術館では『卒寿記念 寺井力三郎展 ~暮らしに息づく絵画~』

を開催いたします。

 寺井力三郎は、1930年に東京・上野桜木町に生まれ、東京藝術大学にて安井曾太郎や林武の教えを受け、

油彩画家を志します。61年の第23回一水会展での初入選以降、同会を中心に作品を発表し、90歳を迎えられた
埼玉県羽生市に現在も画壇の重鎮として、アトリエを構え創作活動を行っています。
 暮らしの中からモチーフと構図を探し、穏やかな色調を無数に重ねた点描により、淡く揺らぎを孕んだ抒情的な
油彩画を創出してきた寺井。日常の暮らしは創作の大切な源泉であり、家族の姿や身近な情景をモチーフとし、
作品へと昇華させてきました。
 本展では、代表作を中心に10代から近年の作品までを一堂に集め、70年にも及ぶ画業を回顧する展覧会となり
ますので、是非この機会に寺井力三郎の世界をご堪能いただければ幸いです。

 

 
《自宅庭園を眺める寺井力三郎》

                                                                
 
  ■ 出品作品紹介
 
       
 
 
 
 
       
 
 
 
 
       
 
 

 
 
  1段目左:《テレビジョン》1970年 油彩・キャンバス 130.6×161.9cm、1段目中:《アンテナとキジバト》1983年 油彩・キャンバス 45.8×65.1cm
  1段目左:《空港にて》1974年 油彩・キャンバス 90.8×116.6cm、2段目:《帰れぬ船(気仙沼)》2013年 油彩・キャンバス 112.0×194.1cm
  3段目左:《飛行機の墓場(アリゾナ)》2002年 油彩・キャンバス 162.2×194.0cm、3段目中:《雨の日》 1983年 油彩・キャンバス 91.0×91.0cm
 

3段目右:《道路を横切るへら鹿》 2010年 油彩・キャンバス 60.8×72.7cm4段目:《鎮魂の海》2015年 油彩・キャンバス 130.5×194.0cm

  4段目左:《鱒釣り》 2011年 油彩・キャンバス 80.3×116.7cm、4段目中:《博物舘にて》2019年 油彩・キャンバス 96.8×145.5cm
  4段目右:《侵入者》 2000年 油彩・キャンバス 161.9×194.0cm、5段目:《利根川の夕日》2003年 油彩・キャンバス 112.5×194.4cm
 

※出品作品は都合により変更する場合がありますのでご了承ください。

 

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